
楽曲のキャッチコピーは『あなたが愛した人は、誰ですか?』。
スクウェア・エニックス制作プレイステーション2用ゲームソフト「ファイナルファンタジーXII」挿入歌として起用された。
収録曲
日本
Kiss Me Good-Bye
オリジナル曲としては現在唯一の他作曲。作曲者の植松伸夫はアンジェラに対して、「僕が書いた曲ではあるけれども、これをあなたがシンガーとして歌うのではなくて、シンガーソングライターとして歌うとすれば、どのように表現するのかを追求してもらいたい」という注文を付けて楽曲を渡したという。アンジェラもそれに応える形でピアニストとして参加し、シンガーソングライターとして歌うという新しい挑戦として捉え、「自分の世界に近い作品にしたい」という思いもあり、現在のような形に落ち着いた。実は元々植松が用意した楽曲は直前になって「何か違う」ということで曲を変更し、現在のものになったという。なお、タイトルの意味は直訳すれば『キスをしてさようなら』というような意味になるが、全ての終わりではなくその先があるといった意味合いを持つために『さようならのキスをして』という意味合いで付けられたタイトルであるという。
Sante Fé
英語詞で描かれたオリジナル曲。ややジャズ寄りのバンド的なイメージの楽曲となっている。この楽曲はかなり初期の頃からライブ演奏されているものであり、今回で初音源化となった。なお、彼女の英語詞によるオリジナル曲がシングルになったのはこの曲が一番最初である。
青い影
プロコル・ハルムが1968年に発表したデビュー曲のカヴァー。原題は「Whiter Shade Of Pale」となるが、アンジェラはこの邦題を高く評価しており、本作では敢えて邦題を使用している。元々何度もヒットを繰り返す有名曲でありながら、ここに収められているアンジェラヴァージョンは弾き語りで収録され、キー、演奏、訳詞に至るまで全く独自のものを作り上げており、一瞬聞いただけでは元の曲と全く別の曲であるかのような印象すら受ける。
Kiss Me Good-Bye -featured in FINAL FANTASY XII-
ゲーム内で使用されているタイトル曲の英語版。元々完成したのは日本語版ではなくこちらが先。よくありがちなバックの演奏が同じで歌詞違いというものではなく、完全に演奏も別に録音されたものである。こちらの演奏ではよりオーケストラ色が強くなり、1トラック目のものにあったピアノのイントロが無く、途中には間奏が含まれており、終盤にサビが2度続くという構成で、徹底的に1トラック目の日本語バージョンとの差別化を図っている。これは、日本語と英語とでは、歌詞の意味が微妙に異なることや、自身が元々『別の作品』として製作していたことも関係する。尺も僅かに短くなっている。
アメリカ
Kiss Me Good-Bye (featured in FINAL FANTASY XII)
Sante Fe
Eyes On Me
Kiss Me Good-Bye (Japanese Version)
最高チャート順位
週間順位6位(オリコン)
売上枚数
推定累計売上約6万枚
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