作詞・作曲:鬼束ちひろ、編曲:羽毛田丈史。⇒Ranking

この作品をリリースした4日後、アメリカ同時多発テロ事件が発生。奇しくも「infection」の“爆破して飛び散った心の破片”という衝撃的な歌詞がそれを髣髴させるということで、同年11月まで同曲のプロモーションは自粛され、代わりに「LITTLE BEAT RIFLE」のみのプロモーションを行った。
新星堂では初回プレス盤の購入特典としてポストカードが付属していた。
収録曲
infection
オーケストラを起用し、壮大なバラードに仕上がっている。上記の通り、発売直後にアメリカ同時多発テロ事件が発生した。予見していたかのような歌詞はそれを彷彿させるとのことで発売から2ヶ月間はこの曲によるプロモーションは見送られ、東芝EMIのサイト上でもプロモーション自粛の声明文が公表された(だがドラマ主題歌であったため、楽曲はドラマ内では毎週使用されていた。ちなみにドラマ内では毎週使用される部分が違っていた)。当人にとってもこれは大変ショックな出来事であり、精神的にもダメージを受けたようだが、これにより次回作となる「流星群」、また3枚目のアルバム「Sugar High」収録の「King of Solitude」が生まれるきっかけともなった。ちなみに、レコーディング・プロモーションビデオともにロンドンで収録が行われたが、アルバム「インソムニア」のインタビューの際、「以前有名なタロット占い師に“絶対次回作は海外でレコーディングやPV撮影を行いなさい”と言われた」とのことで、このことも考慮したのであろうと思われる。
LITTLE BEAT RIFLE
荘厳なバラードの「infection」とは対照的に、カントリーロックをイメージして制作されたアップテンポなナンバー。「infection」がプロモーション自粛の際に代わりにこの曲で音楽番組に出演していた。しかしもともと「infection」のプロモーションは発売直前まで行われず、発売前も「LITTLE BEAT RIFLE」の方がラジオオンエアされていたりプロモーションビデオが先に制作されてオンエアされる等していた。結果、発売事前から年内に渡っての長期プロモーションによって、同作品のスマッシュヒット・次回作「流星群」への布石・話題性においても貢献したのも事実である。
タイアップ
「infection」:テレビ朝日系ドラマ「氷点2001」主題歌
「LITTLE BEAT RIFLE」:テレビ朝日系「モノ・好きっ! パラダイス」エンディングテーマ
最高チャート順位
週間順位5位(オリコン)
売上枚数
累計売上17.5万枚(オリコン)
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